どうも、挫折の淵からこんにちは、if太です。
2日ほどプログラミング学習を本気でやめたいなと思いました。。その時の話を、わが故郷、滋賀県のマザーレイク琵琶湖に、現実逃避しに行った時の映像に合わせて喋り倒していこうと思います。
自分の諦める理由作りがうま過ぎて自分で作った言い訳に納得してましたね。
突然、
- 「なんで、俺はプログラミングを勉強をしているんだろうか。。。」
- 「これまでマーケティングやってきたのに、それを捨ててまでやるほどプログラミングって価値があるんだろうか。。。」
- 「これまでのマーケティング部分を生かさないと意味ないんじゃないか」
- 「今後もアフィリエイトとかブログやるなら、そっちに集中した方が時間も余って絶対にいいよ」
てな思考がふと生まれました。
日々エラーばっかり。アフィリエイトみたく、作業が直接的に収入に結びついているわけでもない。プログラムを書いたことで、商品が成約するわけでもない。どんどん未経験の就職までのハードルが高くなる。たとえエンジニアになってもずっと勉強し続ける必要がある。
さらに、エンジニアってのは20代前半の、全能感にまみれたワクテカのワナビーが参入してきて、すこぶるめんど臭えなって思いました。
このような、努力の総量に絶望したんでしょうね。
「俺にとってマーケティングこそ天職だ」
と、マーケティングに嫌気がさして、プログラミングを始めたことを、都合よく脳みそが書き換えましたね。
ちなみに、このブログを書いている時には、完全にこの挫折峠は超えて、モチベーション高くプログラミング学習をしています。徐々にだけど、エラーに慣れてきたし、エラーが出ても解決できるようになってきました。
本当にやめなくてよかった。。。
自分の言い訳作りのうまさに、すこぶる感心しますね。思ったのが、これまでの人生、こういう挫折の仕方何回もしてきたな〜ってことですね。
大人になってからの挫折は挫折に見えない
大人になってからの挫折って厄介なんですよ。挫折しているのに、挫折している感がないから。
学生の頃の挫折って、
- 高校球児が最後の夏の大会で負けて、3年間の練習でも及ばないことを知り、泣きながら引退したり、
- 大学受験で必死で勉強してきたのに、第一志望の大学に合格できず、合格発表の番号の貼り出しの前で絶望したり、
- 本気で好きだった人に、完膚なきまでに振られたり、
まさに読んで字のごとく挫けて心が折れる状態ですよね。きっちりやり切って絶望しながら挫折するので、次に繋がるんですよね。
一方で、大人になってからこの手の挫折ってしなくなるんですよね。結果が出なくて絶望的になることなんてほとんどなく、努力にたどり着く前に、言い訳を作り出して消えていく。
困難に打ち当たり、自分の無能さにうちひしがれることなく、その前に精巧な言い訳を作り上げて、自分のプライドを死守しながら、傷つくことを極端に恐れていくんですよ。
「これは、俺には合わなかった。。。」
「別にやるほどの価値はなかった。。。」
「もう、オワコン」
とか言って、努力にたどり着く前の保身で終わっていきます。
大人になるにつれて、見栄とプライドが膨らんで、自己防衛ばっかりするようになって、努力をやりきれない現状が続きますね。無限の停滞。
「信じられないくらい努力したのに、うまくいかなかったから挫折して諦めた」ってことはほとんどなくて、「努力の割に成果が出ないことを勝手に妄想して、勝手にやめて諦める」パターンがほとんどなんですよ。
今年だけでもいくつこのパターンで諦めていったことか。
ブログを毎日更新していこうと決意したものの、
「いや、このやり方は、もうオワコンかもしれない」
と言い出してやめましたし、
コロナのタイミングで株のスイングトレードを始めたけど、
「トレードは危険だし、今やることじゃない」
と言い訳してやめましたし、
「今うまくいっていないのは、自分の強みを理解してないからだ! 自己分析をやろう!」と思って、自己分析系の本を買いあさって、自己分析をやろうとするものの、意外と自己分析って大変だったので、
「自己分析をすると、能力を言い訳にしてしまう。向き不向きを考えて生きるのはやめよう。そんなことより、ブログ記事を書いた方が有意義だ。」
と言い訳をかましてやめましたし、
その舌の根も乾かないうちに、プログラミングも、
「エラーにばかりだし、俺は0→1を作る選ばれし人間で、わざわざエラーを直したりするようなことは向いてない」
と、早速向き不向きを持ち出してやめかけました。
大人は傷つかないために困難があたるたびに諦めようとする
こういう、諦め方の何が一番まずいかって、諦め癖がどんどんついていくことなんですよ。
経験がある人は多いと思いますが、何か始めようと思ったものの、1ヶ月くらいしたら、やらない理由をかき集めて、
一歩目だけ踏み出して、すぐに引く、また踏み出して、すぐに引く。そんなバスケのピポットみたいな人生になるんですよ。
ファウルにもならないけど、10年経ってもずっと同じ場所で停滞し続ける。
大人になると、高校生の時みたいに、大会の日も、入試の日も決まっておらず、成功と失敗の白黒もはっきりしません。だから、いつまでも手応えのない努力を継続できず、年末に、今年やることリストを書いてワクワクするだけの人間に成り下がっていくんですよ。
なんの深みもない、同じところにい続ける大人。
もちろん、何かを始めようとしても、早々に撤退するので、痛みは少ないですよ。だけど、いつの間にか僕のように人生の負け癖がついていくんですよ。
- トレーダーになろうと思って諦めて
- 強み発掘も諦めて
- マーケティングから逃げて
- プログラミングも諦めかけた
やる前には、「失敗しても得られるものがある!」と思って始めるものの、2ヶ月3ヶ月もすれば最初の頃の気持ちなんて一切忘れてるんですよ。
目の前の食糧に必死に食らいついている、そこらのゴキブリの方が、まだ有意義に命を燃やしてるな〜って思いますね。
おそらくプログラミングスクールに30万円以上課金して、RUNTEQの面談をしていなかったら、やめてまたこれまでの人生に逆戻りしてたでしょうね。
プログラミング挫折したいから挫折した
なんで、こんなに簡単に人は信念をねじ曲げて、諦めてしまうのかというと、人も所詮動物で、本能には逆らえないからなんですよね。
マーケティングの世界では、ほぼ最初に学ぶことですが、
というのがありますが、何かを欲しがる時もそうですが、何かをやめる時も同様にこの仕組みなんでしょうね。
やめたいっていう感情が先、それを正当化するための理由付けが後。
大学の学部生の卒論よろしく、実験結果をみて、そこから「こうあって欲しいな〜」という結論を決めて、それに合う辻褄が合う参考論文だけを集めて、まとめあげる。ただ単位を取るために作られたA4用紙50ページの汚物。それに近い仕組みなんでしょうね。
しかも、厄介なのが、因果関係を反転させるんですよ。
「プログラミングやめたい→マーケティングの方が向いている」という順番で思考が生まれたのに、
「マーケティングの方が向いているし、」→「だから、プログラミングをやめるべきだ」という風に論理を逆転させるんですよ。
脳はブラックボックスで恐ろしく、因果関係を書き換えて、自分を納得させるんですよ。
もはや、脳は豊な人生を歩むための敵ともいえますね。最大の敵は自分とよく言いますが、結局自分の成長を阻むのは自分であり、自分じゃない脳なんですよね。
僕自身、正気を取り戻し、プログラミング学習ができているのは、RUNTEQの面談に申し込んだからですね。
面談に申し込んだ後、夜にランニングしたら、正気に戻りましたね。 危ないところでした。
自力復活は不可能でした。
なので、もはや趣味でプログラミングをするにしても、プログラミングスクールに入ったほうがいいんじゃないかって思うくらいですね。
たとえ趣味だとしても、やりきれなかったら負け癖がつくから。
よくある「プログラミングの学習は無料で落ちてる教材だけで十分」なんて主張もあるけど、問題は別のところで起きてるんですよね。
プログラミングが独学でできたから、調子乗られているのかもしれないけど、たとえばアフィリエイト始めたら速攻挫折する人なんかもいるので、ちょっと1個がうまく
プログラミングを挫折しないためにやるべき2つのこと
ここからはプログラミング学習をして、ギリギリ挫折しなかった経験から、挫折しないためにやっておくべき2つのことを話していこうと思います。
1.始めた理由を明文化して目につくところに書いておくこと
始めた理由を明確に紙に書いておくことですね。
そもそもなぜ、プログラミングを始めたのか、考えておくことですね。この「Reason Why」を考えておかないと、辛い時に簡単に 挫折しますね。
理解できず脳みそが沸騰することもあります。全部英語やないかい・・・とブチギレそうにもなります。エラーが1週間解決できないこともあります。
そんなときに、脳みそがやめる理由を大量に掘り起こしてくるんですよ。
僕は、一度冷静になって、自分を振り返る時間ができたから、なんとか思い出すことができましたが、そうなる前に普段からエンジニアになりたい理由を目に見えるところに置いておくべきだと思いましたね。
2.3ヶ月後に挫折する前提で環境構築すること
プログラミングでは環境構築が重要なんですが、プログラミング学習にも環境構築が大事ですね。
たとえ、ウッキウキの状態で始めたとしても、3ヶ月後の自分は全く別の人間ですからね。思考も信念も違う。
なので、ワクテカ状態の時に、学習の環境構築をしておくこと。特にプログラミング学習なんてのは、半年以上学習することが当然なので、この間に僕みたいな言い訳を捏造する危険は必ずあります。
3ヶ月後の自分は、自分を諦めさせる、最高の言い訳を作り上げてくれますから、3ヶ月後の自分じゃない自分のために、周りの環境を作っておくことが重要だと思いますね。
少なくとも、今回の僕はRUNTEQに入っていて、日曜日だというのに面談をしてくれて、なんとか踏みとどまらせてもらったから、今があるんだよ。
さらに、挫折から立ち直ってから、どんどんプログラミングが楽しくなってくるんですよ。止めようと思うのは、本当に一時の迷いにすぎないんですよ。
だから、諦めそうになったときに、相談できる環境ってめちゃくちゃ大事だと思いますね。
さらに、プログラミングスクールの30万円〜40万円かかるので、サンクコストとしても優秀ですね。流石に、30万以上支払って、「ま、いいか」とはなりにくいですからね。
何をやるにしても、すぐに諦めて、学習生無力感に陥るくらいならはるかに安い投資といえますね。
ちなみに、非常に恥ずかしいのですが、ちょうど3ヶ月ほど前テックキャンプ をやめたときのツイートを貼り付けておきますね。
決めました。プログラミングスクールが本日からでしたが、独学することに決めました。
— if太@エンジニア目指している独学挫折したアフィリエイター (@ifta_phil) September 7, 2020
理由は、独学で自分で技術を身につけ、自分で選択し、人生を決められる人間でいたいからです。
これまでも新卒で自営業をして自分で決めてきました。
人生は絶対他人に委ねない#駆け出しエンジニアと繋がりたい
マッチョイズムに犯され、イキリ散らかしていますよね。この頃、初学者ゆえの万能感に犯されてますよ。この3ヶ月後にこんな動画を取っているとは思いもしていないでしょう。
おそらく、多くのエンジニアも
「俺なんてプログラミング向いてないよ・・・」
という気持ちに勝ち続けて、やっとの思いでエンジニアになった人がほとんどだと思いますね。
楽しくて仕方ないみたいな人は例外だと思って、苦汁を舐めながら前に進んでいきましょう!
プログラミング挫折しかけた話のまとめ
- 大人になってからの挫折っていうのは、努力しきってどうしても上手くいかなくて心が折れることではなく、努力しても上手くいかなかったことを想像して、諦めることだ。
- やると決断した時の自分と、3ヶ月後の自分は全くの別人なので、努力するときは環境構築ほど大事なものはない。ここにお金を投資することはケチるべきではない。
ただ、プログラミングの挫折ってそんなに珍しいことじゃないし、90%以上挫折するって言われています。挫折しなけりゃ勝ちなので、環境を作ってじっくり取り組んでいきまっしょい!